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全国ICTカウンセラー協会安川雅史が解説するいじめがなくならない理由

 

  

いじめがなくならない理由

 

ネットいじめ対策協会 安川雅史

 

人間は誰でも生まれながらにして攻撃性を持っています。これは大人にも子どもにも当てはまります。現に、大人であっても影で他人に対する攻撃的な悪口を言う人は沢山いますし、国会などの議論でも、他人をコテンパンにやっつけたいという攻撃的な質疑応答が行われています。誰かを攻撃したりいじめたりすることによりストレスを解消したり、自らの劣等感を誤魔化したりするのが、人間の本質なのかも知れません。しかし、人間の大半が、人を傷つけたり、いじめたりすることが悪いことだとわかっています。わかっているのに、どうしてやめられない。そこで、自分が悪いことをしていることを正当化するために、「あいつはいじめられて当然な人間である」と思い込むようになってしまうのです。いじめを止める勇気がない傍観者にとっても、いじめられている子に問題があると思い込めば気持ちが楽になります。クラス全体がこのような心理に捕われてしまうと、いじめを容認し、それに加担してしまうという深刻な状態に陥ってしまいます。クラスや部活動の全員が加害者側につき、ひとりをいじめの標的にしてしまう背景には別な理由もあります。それは自己防衛です。子どもたちは自分にいじめの矛先が向かうことを恐れ、ある特定のひとりに対するいじめに加担してしまいます。自分をいじめの被害から守るためには、いじめられっ子の存在は都合が良いと感じてしまうのです。周囲がそのような状況になると、いじめられている本人も「自分は駄目な人間だ」と思い込んでしまい、冷静な判断ができなくなります。絶望的になり自殺に走ってしまう子もいます。ここまで追い詰められた子は親や教師に相談することもなかなかできません。いじめっ子の仕返しが怖いだけでなく、いじめられていることを認めてしまうと自尊心が傷ついてしまうからです。

 

 

 

 

いじめにあっている子どもに多い特徴

 

1. 真面目すぎる 2.弱く見える 3.不潔 4.物事に逃げ腰

5.わがままで自分勝手 6.物静か 7.自分に自信がない

8.親が権威を振りかざしている 9.身体的コンプレックスを悲観している

10.比較的軽い高機能自閉症などがある 11.経済的貧困

12.運動音痴 13.からかわれると過剰反応をする

14.おしゃべり(秘密をしゃべる。告げ口する)

15.幼い 16.悪口をいう 17.知的障害 18.吃音 

19.学力が低い 20.異性の前で調子が良すぎる 

21.他の人とは違う趣味を持っている

22.いつも教師に褒められようとする

23.目立ちたがり 24.すぐに誰かを頼る

25.冗談が通じない 26.テレビや芸能界、雑誌の話題ができない

27.生意気 28.孤立している 29.勉強ばかりして友達がいない

30.約束を守らない 31.悩みを抱えている 32.臆病そうに見える

 

これらを見てわかる通り、ほとんどすべての子は、いくつかの要素は持ち合わせています。つまり、学校生活では誰もがいじめの被害者になる可能性を秘めていることになります。

周りの大人はいじめに遭っている子どもが出しているSOSのサインを見逃しては決していけません。

 

文部科学省「平成22年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」

 

いじめ発見のきっかけは、主に「本人からの訴え」、「本人の保護者からの訴え」、「学級担任が発見」、「アンケート調査などの学校の取組により発見」の順に多く、担任や学校の発見の割合が3分の1である。いじめの態様は、「ひやかしやからかい、悪口や脅し文句、いやなことを言われる」が3分の2を占める。続いて、「仲間はずれ、集団による無視をされる」が多かった。高等学校では、「パソコンや携帯電話等で、誹謗中傷やいやなことをされる」が2番目となっている。いじめの現在の状況は、「解消した」が76.9%である。いじめの日常的な実態把握の取組として、アンケートの実施をしている学校は、78.8%であり、「個人ノートや生活ノートなど教職員と児童生徒との間で日常的に行われている日記等」は75.2%である。

 

 

 

いじめの内容

 

<男子>

 

1位悪口・からかい

2位殴る・蹴る

3位仲間外れ,無視

4位物隠し,物汚し

5位言い掛かり・脅し

6位用事を言い付ける

7位人に笑われたり叱られたりすることを無理にさせる

 

<女子>

 

1位仲間外れ,無視

2位悪口・からかい

3位物隠し,物汚し

4位言い掛かり・脅し

5位人に笑われたり叱られたりすることを無理にさせる

6位用事を言い付ける

7位殴る・蹴る

 

自殺にまで追い込まれてしまう子どもは、「大人しい子」「優しい子」「内向的な子」に多いといえます。こうした子たちは、親を悲しませたくないためにいじめにあっていることを話しません。話してしまうことによって余計に自分が惨めになってしまうこともあり、ますます内向的になってしまうのです。いじめられている子どもは、いじめのこと以外は何も考えられない状態になります。次から次へとあふれ出てくる苦しみはいつ尽きるとも知れず、際限がありません。こうした精神状況に陥ってしまった子どもたちの中には、いじめによってジワリジワリと追い詰められることが当たり前だと思い込んでしまう子もいるのです。その結果、自分は生きている価値がない人間だと悩むようになり、次第に自殺を考えるようになります。自殺すれば永久にいじめられることもなくなりますし、仕返しをされる心配もありません。また自殺することによって、いじめていた相手に仕返しができるとの考えも浮かんできます。いじめの悩みを解消する術はいくらでもありますが、一人で思い悩んでいるうちに「自殺」という、「解決方法」にひきつけられていってしまうのです。周りの大人はいじめにあっている子どもを守らなければなりません。

学校の「担任制」というものにも弊害があります。1つのクラスを1人の担任が受け持つだけでは、生徒は実質上、担任の教師だけにしか相談することができません。ましてや、その担任教師があまり教育に熱心でなかったり、経験不足やいじめなどの知識が少なかったりしたら、子どものことを理解することができない恐れもあります。そうなると、子どもは学校で誰にも相談することができなくなってしまいます。子どもにしてみれば、体育の先生が好きで、その先生の方が相談しやすいという子どももいるかもしれませんし、となりのクラスの先生の方が、自分の悩みについて適切にアドバイスしてくれるのではないかと感じていたり、何となく話しやすいと感じている場合もあるでしょう。やはり人間同士ですから、相性というのがあるのです。ですが、担任制という制度は、「これだけの生徒のことはあなた(担任)が責任を持ってやりなさい」といって、さまざまな素養を持った教師を十把一絡げに扱い、その1人ひとりに、クラス単位で生徒たちを機械的に割り当ててしまう制度なのです。これは教える側の「怠慢」とも言えるし、また、責任主義の悪い形だともいえると思います。この制度では、いじめ問題などが起きても、「担任任せ」になってしまわざるを得ません。現行のやり方では、うまく生徒の問題に対応できないことも多々あるのです。 生徒のことを一番よく知っているのは担任の先生。それはそれでかまいませんが、さらに教師全員が、学校全体で1人ひとりの生徒に対して取り組んでいく姿勢が必要です。これは、生徒全員に気を配れ、ということでは決してありません。「あの生徒は○○先生が担任している生徒だから」と、はじめから眼中に入れないような態度は改めましょう、と言っているだけなのです。そうすれば、教師の誰かしらが、なんらかの「危険信号」を出している生徒のことにもっと早く気づき、その生徒の担任と相談したり協力したりするなどして、問題を解決に向かわせることができるはずなのです。いずれにしろ、生徒の自殺といった事件が起こった時、「いじめの事実については学校側で把握していなかった」、「そんな様子はなかった」などという教育者の言葉は、これ以上聞きたくありません。

 

寒さにふるえた者ほど

太陽の暖かさを感じる

人生の悩みをくぐった者ほど

生命の尊さを知る

W/ホイットマン)

 

 

問い合わせ先:全国ICTカウンセラー協会

 

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無視、仲間はずれ、悪口・・・保護者や教員がしっかりと弱い立場の子どもを守りましょう。

ネット上の誹謗中傷・・・犯罪行為なので警察の介入が必要な場合があります。

恐喝、暴力、強姦・・・犯罪行為。警察へ通報するなど司法の介入が必要。

 

卑劣な行為により大切な命が奪われることがあっては絶対にいけません!

                             

ネットいじめ対策協会

070-6457-8693


安川雅史

平成23年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」

平成24年度文部科学省初等中等教育局児童生徒課

 

平成23年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」

 

平成24911日(火)文部科学省初等中等教育局児童生徒課

 

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/09/__icsFiles/afieldfile/2012/09/11/1325751_01.pdf

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